「脱原発学習会『原発事故!あなたは避難できますか?』」を開催しました(知って得とく委員会)

1月30日に島根県民会館で脱原発学習会を開催しました。島根原発1,2,3号機の運転を差し止める訴訟に関わり、さよなら島根原発ネットワーク事務局長を務める芦原康江さんを講師にお迎えしました。
能登半島の大地震で、志賀原発にも影響があったことを伝える報道はわずかでした。もし島根で同じ規模の地震が起こったら? 島根原発から30㎞圏内の住民は全国第三位で約45.7万人、そのうち避難に支援の必要な人は5.8万人で全国最多です。道や橋が寸断されて車が走れない、救助も来ない、そんな中で一刻を争う原発事故が起きたらどうなるか。 とても他人事には思えません。
後半はグループごとにワークショップをしました。平日午後に大地震が起きて、島根原発に事故が起きた場合のシミュレーションをしました。通行可能な道路は大渋滞、地区ごとに割り当てられた避難先はとてもひとつの地区の住民が収容できる規模ではありません。出た意見は、満場一致で「避難は無理!」でした。避難できたとしても原発事故は収束まで長期に渡ります。原発さえなければ、被害も悲劇もうんと減らせます。 
島根原発は8月に再稼働の話が出ています。まだまだできることがたくさんあると思いました。グリーンでんきへの切り替えもおすすめします。

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