2015年11月10日(火)かもてらすにて雲南地区委員会は「民衆交易ってなぁ~に?」を開催しました。13人の参加がありました。
講師に野川さんをお迎えし民衆交易について学びました。
民衆公益とは‥
1985年にフィリピンのネグロス島で砂糖価格の下落により、砂糖きび栽培をしていた島に飢餓が発生し15万人の子どもが飢える事態になり人々を救うため、グリーンコープは緊急支援(ネグロスキャンペーン)活動を行った。
しかし、ネグロスの砂糖労働者からの 「魚ではなく魚をとる網が欲しい」の言葉で募金や寄付のような一時的なものではなく、もっと継続的に彼らを支援することは出来ないかと考え、ネグロスの人たちの自立するための仕組みを作ろうと動きだしたのが始まり。
労働者から自立した農民へ! 「援助から分かち合い」
“people to people trade”
人から人へつなげて生産者と消費者が一緒につくりあげていく民衆交易について知り、私たち一人ひとりに何ができるのか?を考えさせられました。
グリーンコープの「南と北の共生」を目指す活動民衆交易をもっともっとたくさんの人に伝えていくことが大切だと感じました。
試食にネグロスバナナ、マスコバト糖のシロップをかけた白玉団子、パプアのカカオを使ったチョコレートを生産者の方々を想いおいしくいただきました。
そして、定本理事長よりネグロスクリスマスカンパと募金協力のお話をされ、充実した時間になりました。