2018年8月20日(月)赤江交流センターにて安来地区委員会は今しか聴けない戦争の話を開催しました。大人8人、子ども9人の参加がありました。
地元安来出身の本田さんを講師にお迎えし、昔の子ども達の遊びや安来の町の様子から戦争中の学校での様子、食べ物、暮らしなど身近な話題に大人も子どもも引き込まれました。
途中、こんな話も・・・
本田さん「学校に行くのに靴を履いているでしょう。毎日履いて、破れたり傷んだりすると、今は買ってきて新しい物がすぐ手に入る。でも戦争中は物がなかったから直しながら履いていたの。でもね、直せないくらい傷んだらどうしていたと思う?」
子ども「長靴?草で作った草履?」
本田さん「裸足で学校に行くの?」
子ども「・・・」
本田さん「裸足で学校に来ても誰も何も言わないの。みんな分かっているから。」
学校やテレビ等で聞く話はどこか遠い話のようでしたが、この日本のこの安来でも、やっぱり戦争の影響があったのだと分かりました。本田さんの『怖かったんだよ、辛かったんだよ、大変だったんだよ』の言葉は、皆の心に残り、改めて戦争は絶対にいけない!!と深く深く心に刻まれたことでしょう。
私たち親もうまく伝えきれない戦争の話、子ども達と同じ空間で一緒に聴き、一緒に考えたこと、本当に貴重な時間でした。