平和の折り鶴を広島奉納を開催しました            (出雲地区委員会)

2019年7月30日(火)広島平和記念公園にて出雲地区委員会は平和の折り鶴広島奉納を開催しました。大人10人、子ども5人の参加がありました。
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平和への願いが込められた18,700羽折り鶴。参加した子どもたちが大人の手を借りながら奉納しました。その後、親子グループ、大人グループに分かれガイドさんの話を聞きながら平和公園内を見学しました。IMGP9254平和の鐘は全国へと運動が広がった募金活動によってできたこと、奉納された折り鶴は葉書やしおり、市内小・中学校の卒業証書などに再利用されていること、原子爆弾は上空600mで爆裂したため3千~4千度の熱線、新幹線の5倍の速さの爆風、放射能による被害が広範囲に及び多くの命が奪われたこと、原爆ドームは3年に一度点検され、大切に遺されていること(現在は世界遺産)、爆心地近くにあった本川小学校は学校に残っていた1,2年生が被爆、学童疎開をしていた3年生以上は戦争孤児になったこと、韓国人原爆犠牲者慰霊碑は韓国の方角を向いて建立されたこと、平和の灯は核兵器が無くなったら消そうという世界平和への願いが込められ、燃え続けていること等々、約1時間、記念碑など見て回りました。IMGP9256世界平和を願い国境のない世界地図が刻まれた記念碑では平和を願い、参加者で鐘をつかせて頂きました。

原爆投下後、70年は木々が育たないであろうと言われていたそうですが、寄贈により植樹された木々は立派に青々と生長し、緑が眩しいくらいでした。 IMGP9236(参加者の感想)

・ガイドさんの話を聞いたのは初めてだったのでとても勉強になりました。時計塔は苦難を乗り越え、無限に伸びていく平和への希望、当たり前なことが当たり前ではないこと、苦難があってもまっすぐ前を向くこと、とても意味深いものだと知りました。戦争の悲惨さを語り継ぐことはとても大切だと思いました。

・平和を願いこうして折って届けてくださる方がいることに心を打たれました。暑い中参加してくれた子どもたちの心に何か感じるものがあったのではないかと信じ、大人である私たちにできることを母として一つずつ実行、行動していきたいと改めて思わせてくれた一日となりました。

・原爆のこと、現在もまだ苦しんでいる人がおられることなど『事実を知る』ことが平和を真に願う気持ちにつながるのだと思いました。IMGP9245・げんばくはこわいなとおもいました。

・とてもかなしいきもちになりました。人がたくさんなくなったから。

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