2022年9月6日(火)、知って得とく四委員会は「FP円縁学習会『子どもの心を育てるお金の話~育てよう、子どもの生きる力~』」をオンライン(Zoom)で開催しました。10名の参加がありました。
台風が最接近の日でしたが、講師の矢野孝江さん(FP円縁)は、自分の家族や親族の例も挙げながら、終始、明るく楽しい雰囲気でお話しされました。低学年向けのお話でしたが、子どものおこづかいのモヤモヤが晴れてすっきり!とても有意義な学習会でした。
今年4月から成人年齢が引き下げられましたが、学校での金銭教育・消費者教育に充てられる時間はわずかなものです。18歳になった途端に保護者の手を離れ、自分の意思で契約が可能となり、お金に関して大海に放り出されるような感じです。今回は、家でできる金銭教育(生きる力を育てること)についてお話していただきました。
以下のことが特に心に残りました。
☆定額制のこづかいには力があること
☆自立のために家事手伝いをさせ、時に報酬をあげたとしても「ありがとう」「助かるよ」の気持ち、人のために動いて社会をよくすることの大切さを伝える
☆お金のかけ方はそれぞれの家庭で違う。「うちはうち!」と言おう
☆台所は社会や経済、価値観を教えるのに最適の場
子どもの心を育てる!という視点を持ち、気長に、おおらかに取り組んでいきましょう、とのことでした。金融庁や消費者庁のホームページも参考になるそうです。