2019年6月21日(金)斐川環境学習センターアース館にて出雲地区委員会は「秋川牧園さんによる学習会&試食会~鶏肉とたまごの美味しさのひみつを聞こう~」を開催しました。大人23人の参加がありました。 最初に秋川牧園さんから鶏肉とたまごの美味しさのひみつを教えて頂きました。
若鶏の美味しさのひみつ
その1~日光が入り、風通しのよい広い鶏舎内を元気に走り回って育つこと。映像でその様子を見せてもらうとひよこの愛らしさに会場から歓声が上がりました。
その2~抗生物質や抗菌剤に頼らない植物由来の飼料(non-GMO、ポストハーベストフリー)。動物由来の飼料と比較させてもらいましたが臭みはなく穀物のやさしい匂いがしました。その3~若鶏は健康的に時間をかけて60日以上飼育されていること。飼育日数を長くすると肉の中の旨み成分が増え、また水分が少なくなるため肉質が締まります。
産直たまごの美味しさの秘密
産直たまごは産卵日の翌々日までに届くこと。パックに産卵日が表示してあり、新鮮です。
病気の予防として乳酸菌を飼料に混ぜて与えたり、1週間に一度は鶏糞をきれいに取り除き、発酵鶏糞にして再利用されており、健康面、衛生面にも配慮されています。
産直若鶏は生産、処理、加工を一貫管理して行われており、チキンナゲットは一番搾りの菜種油使用、焼き鳥のレバーと皮は手作業で行われています。真心を込めてお届けしていますという秋川さんの言葉が印象的でした。試食交流会では親子丼とコラーゲンスープを試食してもらいました。グリーンコープでんき、アルファー食品見学の報告と商品の紹介、びん牛乳PR(紙芝居)を地区委員がした後、秋川さんに商品PRをしてもらいました。チキンナゲットがおススメだそうです。産直手羽元の在庫が多く、このままでは廃棄処分になるという心が痛む話もありました。
グリーンコープ商品の良さをお伝えしていく取り組みの大切さを改めて痛感しました。
☆参加者の感想☆
・ひよこが走る回る動画が大変かわいらしかったです。
・実際に与えているえさを見ることができて良かった。こだわってできた卵がそんなに高額な値段ではなく買うことができるので産直たまごをほかの人にもぜひおすすめしたい。
・鶏肉選びもよく考えて購入したいと思いました。安い肉には安いなりの理由がある。窓がない、ギューギューで薄暗い所で育った鶏が頭から離れません。